食育で食生活はどう変わる?
最近いろいろな場面で「食育」という言葉を聞くようになっています。食育は読んで字のごとく食事や食物に関する教育のことです。
しかし、私たちにとって何故大切なのか、どんなメリットがあるのか、分かるようで分からないという人もいらっしゃるでしょう。食育の基本についてまとめました!
目次
食育とは?
食育というのは簡単に言えば、食についての知識を学んで、良い食生活を送れるようにするための教育です。人間の体や精神状態を健全な状態にするためには、いわゆる「バランスの良い食事」を適度に食べることが大事です。
昔から言われてきたように、私たちの健康を支えている大きなファクターは運動や食事、環境などです。中でも食事は直接体を作る要素になるのでとても重要です。
必要な栄養素がちゃんと摂れているか、どんな食材を意識すべきか、年齢や成長に応じたどんな食事をすべきかなど、細かなことを個人個人がちゃんと知っておくことによって、より健康で、より長生きするのに役立ちます。
食育が今注目されている
食育という考え方は昔からありますが、最近では特にこの食育に注目が集まっていると言えます。なぜなら、よくテレビなどで取り上げられているように、偏食や肥満、極端なダイエットなどが問題になっているからです。
忙しすぎる生活を送っているために、栄養の外食や出来合いの惣菜ばかりで食事を済ませる人もいます。必要なエネルギー摂取や栄養摂取がおろそかになったり、逆にカロリーを取り過ぎてしまうことで、生活習慣病などの問題を抱えることにもなります。
したがって、飽食時代の今、自分の食生活の見直しがとても重要になっているのです。
食育を実践するメリット
食育について考えて食生活を改善すると様々なメリットがあります。例えば成長期にある子どもが健康に成長するためのサポートを、より上手に行えるようになります。
また食物に含まれる栄養素によって、免疫力を上げることに繋がり、病気を予防することができます。さらに体が健康になれば美肌効果も期待できます。
体に良い献立を考えるのが楽になりますし、より食材の良さを引き出した料理が作れるようになるので、もっと美味しいご飯を楽しめるようになります。
まとめ
食育は全員が意識すべき教育です。食育は子どもたちのためだけにあるのではなく、大人でも学ぶべき事柄です。
食生活の乱れがささやかれる現代において、より栄養があり、より美味しい食事を意識する事は、毎日の食生活だけでなく、寿命やメリハリのある幸福な生活を送るのにも大切なのです。