食育で塩分ひかえめな暮らしをしよう
糖質制限ダイエットという言葉が注目されていますが、糖質だけでなく塩分に関しても摂取を控えるように指摘されることがよくあります。
塩分を控えるべきなのはなぜか、塩分を控えるとどんなメリットがあるかについて、食育に関連して説明します。
目次
日本人と塩分
塩は昔から食卓において欠かせない素材となってきました。塩がお金のようにやり取りされる時もありましたが、塩が少しかかるだけで素材の味は一気に引き立ちます。
しかし塩分は、他の調味料同様摂りすぎるのは良くありません。世界保健機関によると、食塩の摂取量はだいたい1日あたり5グラムくらいが理想とされています。
では日本人はどれくらい塩分を摂っているかというと、男性はだいたい11グラム前後、女性は9~10グラムほどと言われています。つまり、世界保健機関の目標値をかなり上回っていると言う事です。
先進国の中では塩分摂取量が多いのが今の日本の現状です。
塩分を摂りすぎると良くない理由
では塩分の摂取量が多いとどんな問題が起きうるのでしょうか。まずは、血圧が上昇します。塩気があるものを摂取した後は、血中の塩分濃度を下げるために、のどが渇き水分補給をしますが、それによって血液中の水分量は増えます。
その結果血圧は高くなってしまいます。では、高血圧になるとどんな問題が起きるかと言うと、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞など健康リスクの高い症状につながります。
食育によって塩分を控える学習をしよう
塩気があるものは美味しいですが、以上のような理由から塩分の摂取量を見直す必要があります。普段もし塩分が高いものを好んで摂取しているようであれば、調理や食材を工夫し、少しずつ塩分濃度を下げる必要があります。
そのために役立つのが食育です。食育では体に必要な栄養素を学べる他、食材全般について多くの知識を学べるため、料理のバリエーションを拡大することにも繋がります。
素材の味を楽しむことを学ぶことによって、塩分摂取量を控えながらも、食生活を美味しく改善されるようになります。最近は食育を気軽に学べる通信講座を扱っているサービスもあるので、家族の健康のために一度チェックしてみるのをオススメします。
まとめ
塩分の摂りすぎは健康リスクが高いです。塩辛いものが好きな人は特に気をつける必要があります。食育を通して、体にやさしい食生活を実践するようにすることで、美味しいながらもより健康的な食事を作れるようになります。
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